デパスであがり症治療
あがり症の薬物療法による治療に神経症の薬であるデパスを用いることが良くあります。デパスは神経症から生じる不安、緊張、睡眠障害、神経衰弱症状、うつ等を抑えるために病院の神経科で処方されています。服用すると重い気分が軽くなるという効果があります。
また、考え方が落ち込んだ消極的なものから積極的な前向きなものに変わると言う効果もあります。あがり症もマイナス思考から生まれるとも言えるので、デパスはあがり症に適した薬と言うこともできそうです。このデパスが神経症やあがり症に良く用いられる理由には医師の側の都合によるものが大きいと一般的に言われています。
なぜなら、デパスは神経症、あがり症を始め、統合失調症、うつ病、睡眠障害、心身症、頭痛、肩こり等に効果があり、非常に適用範囲が広く、精神科の専門医ではない内科等の医師でも処方できると言う理由があります。また、処方可能日数が長いので無理なく続けられることも処方しやすい理由となっています。
デパスは服用の効果が短時間に出るので、あがり症を抑えたい時刻の数時間前に服用すれば良いでしょう。即ち、頓服薬として、その都度利用するほうが良いと思われます。本格的に長期間継続して治療をすると言う時は、SSRI系の薬を服用することになります。尚、デパスは日本ではこのようにあがり症にも使用されるなど、よく使われているのですが、世界的には全く知られていない薬です。
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インデラルであがり症治療
あがり症の薬物療法による治療法としてインデラルという薬を用いる方法があります。このインデラルという薬は本来は心臓病の薬として高血圧、不整脈、狭心症等の病気に対して使用されています。この薬の効果としては、心臓の動悸をしずめ、心筋の収縮力を抑える作用があります。
また、血管を拡張させる作用がありますので、血圧を下げて、心臓の負担を軽減させるという働きもあります。このインデラルの持つ効果を利用して、あがり症の治療に使います。あがっている人に起きている心臓の鼓動の高まりを抑圧するわけです。
心臓の動悸を抑えるだけなく、身体全身の緊張感も和らげます。従って、あがり症からくる発汗、手足の震えなどの解消にも効果を発揮します。この薬の服用のタイミングは緊張を解消させたい時刻の約30分前で良く、かなりの即効性があります。
毎日のようにあがり症になるような環境に出会わざるを得ないような人は少ないとは思いますが、インデラルは長期間服用した後に、服用を止める時は医師の診断が必要となります。突然の中断は心不全のリスクが発生するからです。
また、インデラルの服用で稀ですが、悪夢に悩まされるという事例の報告もあります。毎日のように緊張を強いられてあがり症の対策をしなければならない人はインデラルでなく、うつ病に用いられる薬であるSSRIの服用が勧められています。この薬はインデラルと違い効果がでるには数週間を要します。残念ながら、SSRIにも習慣性があるので、医師の指示に従って服用することが大事です。
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